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幼児の時間の感覚の特徴と行動に与える影響とは?

オクタカアキ

時間を理解し成長する、子どもの自己肯定感


子どもの時間の感覚は、成長とともに発達していきます。幼児期においては、時間の感覚がまだ発達途中であり、早く行動できないこともあります。ここでは、子どもの時間の感覚と自己肯定感の関係について考えてみましょう。


私達、親はよく子供に「早く!」「急いで!」といってしまってませんでしょうか?

私はわりとせっかちなタイプなのでついつい日常的にいってしまう悪い癖があります。

のんびりタイプの妻でも、朝の時間などは子供に「のんびりしない!」などと、ちょっと強めの口調でいっているのが耳に入ってくる状況です。


子どもは、急がなくてはならない理由を説明しても、「早く!」「急いで」というように急かされて、なかなか行動できないことがあります。実は、幼児期における時間の感覚の特徴の一つにもあるようです。まず、子どもの時間の感覚は、大人とは異なるペースで進んでいることを理解することが必要になります。


例えば、子どもが朝の支度に時間をかけてしまい、急いでいる場面に直面したとします。ここでは、子どもの時間の感覚を理解し、適切なサポートを行うことが求められます。子どもに対してイライラせずに、「時間がかかることもあるけれど、一緒に頑張ろうね」と伝えることで、子どもは自己肯定感を保ちながら成長していくでしょう。





こどもの時間感覚は個別のペースで成長する


子どもの時間の感覚は、個別に異なることもあります。それぞれの子どもは自分自身のペースで成長していくため、比較や競争ではなく、個々の子どもの成長を尊重することが大切です。子どもの時間の旅をサポートするために、以下のアイデアと方法をご紹介します。


まずは、子どもと一緒に過ごす時間を大切にしましょう。子どもの興味や関心に合わせた遊びや活動を通じて、子ども自身が時間の流れを感じる機会を与えましょう。例えば、絵本を読んで物語の時間の経過を感じる、実際に時計を使って時間を学ぶなど、子どもが自然と時間の感覚を身につけられる環境を提供しましょう。


さらに、子どもの成長に合わせて目標やタスクを設定することも重要です。子どもにとって達成可能な目標を設定し、それに向かって取り組むことで、自己肯定感を高めることができます。ただし、目標設定は子どもの個別のペースに合わせて行い、無理なプレッシャーをかけないようにしましょう。


子どもの時間の感覚を理解し、適切なサポートを行いながら、個別のペースで成長する子どもの時間の旅を共有しましょう。子どもが自己肯定感を持ちながら成長することで、より健やかな心の成長を促すことができるでしょう。



 
 
 

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