心のつながりで育む、子どもの自己肯定感
こんにちは。今日は子どもと心を通わせる話をしましょう。突然ですが、私の失敗談から始めます。
子どもたちと一緒に遊んでいる時、私は彼らのアイデアを否定してしまいました。「それはそうじゃないよ、こうするんだよ」と言ってしまったんです。しかし、後で思い返してみると、それが彼らの自己肯定感を損なっていたことに気づきました。
わたしは、心と心がつながる瞬間、それが自己肯定感を育む瞬間なんだとおもいます。子どもが自分のアイデアを表現するとき、私たち大人が受け入れることで、子どもは「自分の意見は大切だ」と感じ、自己肯定感が育ちます。
だからこそ、子どもが自分の意見を述べたときは、「それ、いいね!」と励ましてみてください。そして、それがどう思われているか子どもにゆだねてみましょう。「君がそう思うなら、それは素晴らしいね」と言ってみるのです。
「君がそう思うなら、それは素晴らしいね」と言われた子どもはどう感じるでしょうか?
子どもたちは自分の意見が尊重され、その思考や感じ方が価値あるものだと認識します。
「自分の意見は大切で、それは他の人にとっても価値があるんだ」と感じるのです。これが自己肯定感の育成に直接つながります。

自分の意見を表現する勇気を持ってもらう
その一方で、これだけではまだ足りません。私たち大人が子どもに次に伝えるべきメッセージは、「自分の意見を表現する勇気」を持つことの大切さです。子どもが自分の考えや感情を自由に表現することで、自己肯定感はさらに深まるのです。
具体的なアプローチとしては、「それはなぜそう思ったの?」と深く掘り下げることです。子どもが自分の考えを共有し、その背後にある思考プロセスを説明する機会を作り出します。「君がそう思った理由をもっと教えてくれる?」と尋ねることで、子どもは自分の意見が大切であるという感覚をさらに強く感じるでしょう。
また、「それはいいアイデアだね。他にも何か思いつく?」と質問することで、子どもはさらに創造的な思考を引き出すことができます。これにより、子どもは自分自身のアイデアを尊重し、自分の思考力を信じる自己肯定感が養われるのです。
このように、子どもの意見を尊重し、その背後の思考を引き出すことで、自己肯定感の育成に寄与します。子どもが自分自身を理解し、自分を信じる力を育てること、それが私たち大人の使命なんです。
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